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NY外国為替前半=108円を割り込む

2019年07月13日(土)02時54分

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日本時間午前2時52分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  107.89 - 0.61 (- 0.56%) 108.61 / 107.87
ユーロ・ドル 1.1268 + 0.0014 (+ 0.12%) 1.1275 / 1.1238
ポンド・ドル 1.2562 + 0.0041 (+ 0.33%) 1.2570 / 1.2520
ドル・スイス 0.9843 - 0.0057 (- 0.58%) 0.9908 / 0.9836
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 日本時間午前2時52分現在のドル円は1ドル=107.89円。きょうのNY為替
市場でドル円は売りが優勢となっており、108円を割り込んでいる。今週のパウエル
FRB議長の議会証言を受けたドル売りも一服しつつあったものの、再びその動きが出
ている。前日は107円台まで値を落とした後、108円台半ばまで戻す展開が見られ
ていたが、108円台半ばからの上値抵抗が強く、短期筋の見切り売りも出ている模
様。
 今週のパウエルFRB議長の議会証言を経て市場は今月末のFOMCでの利下げを確
実視している。一方、前日の米消費者物価指数(CPI)、そして本日の生産者物価
(PPI)も予想を上回った。一部の米地区連銀総裁からは現段階での利下げを疑問視
する声も出ているものの、市場が利下げ期待を後退させる動きは見られていない。
 21日線が108.05円付近に来ているが、前日に引き続きその水準を割り込んで
おり、来週以降の動きが警戒される。目先は前日安値が107.85円付近にあり、下
値メドとして意識される。
 ユーロドルはNY時間入って買い戻しが見られている。ロンドン時間には1.127
5ドル近辺まで上昇していたものの、NY時間にかけて戻り売りが優勢となっていた
中、朝方発表の米生産者物価(PPI)が予想を上回ったこともあり、1.1240ド
ル近辺まで値を落とす場面が見られていた。しかし、FRBの利下げ期待が強まる中
で、次第にドル売りが優勢となり、ユーロドルも下げ渋る展開。ただ、全体的には狭い
範囲での値動き。21日線が1.1280ドルに来ており上値抵抗となっている一方、
1.1250ドル付近に来ている100日線が下値サポートとなっており、その間での
上下動が繰り広げられている。
 FRBの利下げ期待の一方でECBも追加緩和期待が高まっており上値を追いづらい
ようだ。今月の理事会ではないと見られているが、追加緩和の可能性を強く示唆してく
るものと見られている。ECBが再度追加緩和に踏み切った場合、利下げや国債、社債
といった債券購入が想定される。ただし、既にECBはマイナス金利を採用しており、
利下げ幅には限界がある。一方、国債購入に関しても、各国のECBへの出資比率
(キャピタルキー)に応じた購入や、各国債の発行量の33%に設定している購入上限
といった制約があり、大規模に緩和したい場合は、それらの規制を変更する必要もあ
る。また、変更したとしても直ぐに限界点に到達することも予想される。
 そのような中で一部からは、ECBも日銀のように株式購入がいずれ検討課題に入る
可能性も指摘されている。もっともコンセンサスを得られない可能性も高そうだが。
 ポンドドルも買い戻しが強まっている。前日は1.2570ドル付近で上値を抑えら
れたが、再びその水準を試す動きが出ている。
(ミンカブ)