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NY外為市況=108円を割り込む

2019年07月13日(土)05時36分

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日本時間午前5時36分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  107.89 - 0.61 (- 0.56%) 108.61 / 107.81
ユーロ・ドル 1.1269 + 0.0015 (+ 0.13%) 1.1275 / 1.1238
ポンド・ドル 1.2576 + 0.0055 (+ 0.44%) 1.2576 / 1.2520
ドル・スイス 0.9841 - 0.0059 (- 0.60%) 0.9908 / 0.9836
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<きょうの材料>
【米国】
生産者物価指数(6月)21:30
結果 0.1%
予想 0.0% 前回 0.1%(前月比)
結果 0.3%
予想 0.2% 前回 0.2%(コア・前月比)
結果 1.7%
予想 1.6% 前回 1.8%(前年比)
結果 2.3%
予想 2.1% 前回 2.3%(コア・前年比)
エバンス・シカゴ連銀総裁
・労働市場は非常に良好。
・米経済のファンダメンタルズは底堅い。
・個人消費は非常に力強い。
・設備投資は予想よりも弱い。
・2019年のGDP見通しは2%付近。
・現在の政策は中立。
・インフレ上昇を目指せば追加緩和の可能性も。
・FRBの信頼性のためにしばらくは、2%超のインフレを目指すであろう。
・2021年までに数回の利下げでインフレは2.2%に上昇する可能性。
バーキン・リッチモンド連銀総裁
・低インフレは勝利であって敗北ではない。
・個人消費は信頼感が強まっている。
・米国でのマイナス金利導入には疑問。
・欧州でのマイナス金利の成功には懐疑的。
・住宅市場は上向きを見込む。
・リスクは均衡よりも下振れ方向。
ムニューシン米財務長官
 ムニューシン米財務長官が議会に宛てた書簡が伝わっており、9月初めまでに債務上
限達する可能性を指摘した。その上で8月の休会前までに債務上限を引き上げるよう求
めている。
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<月曜日の材料と事前予想>
【中国】
実質GDP(第2四半期)11:00
予想 6.2% 前回 6.4%(前年比)
鉱工業生産(6月)11:00
予想 5.2% 前回 5.0%(前年比)
予想 5.9% 前回 6.0%(年初来・前年比)
小売売上高(6月)11:00
予想 8.5% 前回 8.6%(前年比)
予想 8.2% 前回 8.1%(年初来・前年比)
【米国】
NY連銀製造業景気指数(7月)21:30
予想 2.0 前回 -8.6
東京市場は海の日で祝日
NY連銀総裁が講演
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 きょうのNY為替市場でドル円は売りが優勢となり、108円を割り込んだ。今週の
パウエルFRB議長の議会証言を受けたドル売りも一服しつつあったものの、再びその
動きが出ている。前日は107円台まで値を落とした後、108円台半ばまで戻す展開
が見られていたが、108円台半ばからの上値抵抗が強く、短期筋の見切り売りも出て
いた模様。
 今週のパウエルFRB議長の議会証言を経て市場は今月末のFOMCでの利下げを確
実視している。一方、前日の米消費者物価指数(CPI)、そして本日の生産者物価
(PPI)も予想を上回った。一部の米地区連銀総裁からは現段階での利下げを疑問視
する声も出ているものの、市場が利下げ期待を後退させる動きは見られていない。21
日線が108.05円付近に来ているが、その水準を割り込んでおり、来週以降の動き
が警戒される。
 ユーロドルはNY時間入って買い戻しが見られた。朝方発表の米生産者物価(PP
I)が予想を上回ったこともあり、1.1240ドル近辺まで値を落とす場面が見られ
ていたが、FRBの利下げ期待が強まる中で、次第にドル売りが優勢となり、ユーロド
ルもロンドン時間の高値まで戻す展開。21日線が1.1280ドルに来ており、目先
の上値抵抗として意識される。
 FRBの利下げ期待の一方でECBも追加緩和期待が高まっており、ユーロは上値を
追いづらいようだ。今月の理事会で追加緩和の可能性を強く示唆してくるものと見られ
ている。ECBが再度追加緩和に踏み切った場合、利下げや国債、社債といった債券購
入が想定される。ただし、既にECBはマイナス金利を採用しており、利下げ幅には限
界がある。一方、国債購入に関しても、各国のECBへの出資比率(キャピタルキー)
に応じた購入や、各国債の発行量の33%に設定している購入上限といった制約があ
り、それらの規制を変更する必要もありそうだ。また、変更したとしても直ぐに限界点
に到達することも予想される。
 そのような中で一部からは、ECBも日銀のように株式購入がいずれ検討課題に入る
可能性も指摘されている。もっともコンセンサスを得られない可能性も高そうだが。
 ポンドドルも買い戻しが強まった。前日は1.2570ドル付近で上値を抑えられた
が、再びその水準を試す動きが出ている。
(ミンカブ)