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NY外国為替後半=本日高値圏での推移

2019年08月14日(水)04時55分

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日本時間午前4時54分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  106.70 + 1.40 (+ 1.33%) 106.98 / 105.07
ユーロ・ドル 1.1174 - 0.0040 (- 0.36%) 1.1228 / 1.1170
ポンド・ドル 1.2056 - 0.0020 (- 0.17%) 1.2098 / 1.2042
ドル・スイス 0.9764 + 0.0071 (+ 0.73%) 0.9768 / 0.9660
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 日本時間午前4時54分現在のドル円は1ドル=106.70円。NY時間の終盤に
入ってドル円は伸び悩んでいるものの本日高値圏での推移が続いている。きょうのNY
為替市場でドル円は106円台に買い戻されている。朝方は再び105円割れを試す動
きが見られたものの急速に買い戻しが強まった。トランプ政権が中国からの輸入品に賦
課する予定の10%の追加関税について、一部製品に限り発動を12月15日まで延期
すると発表した。米通商代表部(USTR)がウェブサイトで発表。一部は予定通り9
月1日に関税が発動される。延期になった製品には携帯電話やパソコン、玩具などや日
用品が含まれており、新学期から年末商戦にかけての家計の消費に配慮した内容となっ
ている。また、新華社通信によると、中国が米国と2週間以内に電話協議を行うと報じ
た。中国の劉副首相がムニューシン米財務長官、ライトハイザーUSTR代表と協議を
行うと述べた。
 米中対立への懸念が一旦後退しており、ドル円も米株や米国債利回りと伴に買い戻し
が強まった。105円割れをトライしたものの、その付近では買い圧力も強かった中
で、ショート勢がも一旦断念したようだ。ドル円は105円台前半から107円手前ま
で一気に買い戻しが強まったものの、香港警察が空港ビルに暴徒鎮圧用の装備を携えて
突入との報道も伝わり、その後は戻り売りも見られている。トランプ大統領は、中国は
香港との境界に軍隊を進めているとも述べていた。
 一方、ユーロドルはNY時間に入って戻り売りが優勢となった。東京、ロンドンと
1.11ドル台の値動きが続いていたものの、NY時間にかけてドル売りの動きが優勢
となり、1.12ドル台に上昇していた。しかし、米中関連の報道が流れるとドル買い
戻しが強まり、1.11ドル台に再び値を落とす展開。ただ、下押す動きもいまのとこ
ろ見られず、1.11ドル台後半の水準は維持している状況。
 ユーロドルは1.12ドルを挟んで方向感のない値動きが続いている。米中対立が再
び悪化したことに伴い、市場では景気の先行き不透明感も強まっている。景気後退リス
クも意識され、FRBの追加利下げ期待がドル安を誘発。しかし、ユーロ圏の景気への
懸念も高まっており、イタリアの政局不安もそれに加味されている状況。きょうはドイ
ツのZEW景況感指数が発表され、2011年12月以来の低水準に落ち込んでいる。
明日は第2四半期のドイツGDP速報値が発表されるが、マイナス成長が見込まれてい
る状況で、ドル安の流れが出ているものの、ユーロを積極的に買う気にもなれないよう
だ。
 ドルも買えず、ユーロも買えない中で、ユーロドルは1.12ドル付近で打ち消し
あっているようだ。
 NY時間の終盤に入ってポンドドルは1.20ドル台半ばでの推移。ロンドン時間に
は1.21ドル手前まで上昇する場面が見られた。きょうは英雇用統計が発表になって
いたが、4−6月のILO失業率は上昇したものの、雇用者数は予想以上に増加し、賞
与を除く週平均賃金は3.9%まで上昇していた。英EU離脱への不安感は強まってい
るものの英労働市場は力強さを維持しており、英中銀が追加緩和に躊躇している背景を
示している。ただ、市場はEU離脱を巡って、ジョンソン首相と議会の行方に焦点が集
まっており、英雇用統計を受けたポンド買いは限定的となっている模様。
 明日は7月の英消費者物価指数(CPI)が発表される。コア指数で前年比1.8%
が見込まれており、こちらはインフレの落ち着きを示しそうだ。
(ミンカブ)