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NY外為市況=105円台に再び下落

2019年08月15日(木)05時55分

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日本時間午前5時54分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  105.91 - 0.83 (- 0.78%) 106.77 / 105.66
ユーロ・ドル 1.1138 - 0.0033 (- 0.30%) 1.1191 / 1.1131
ポンド・ドル 1.2057 - 0.0003 (- 0.02%) 1.2101 / 1.2045
ドル・スイス 0.9734 - 0.0032 (- 0.33%) 0.9771 / 0.9706
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<きょうの材料>
【米国】
輸入物価指数(7月)21:30
結果 0.2%
予想 -0.1% 前回 -1.1%(-0.9%から修正)(前月比)
結果 -1.8%
予想 -2.0% 前回 -2.0%(前年比)
EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30
原油   +158万(4億4051万)
ガソリン −141.2万(2億3376万)
留出油  −193.8万(1億3551万)
(クッシング地区)
原油   −254万(4482万)
*()は在庫総量
ナバロ米国家通商会議(NTC)委員長
・逆イールドはFRBの利下げ期待に伴うもの。
・次の米中電話協議は2週間以内に行う。
・中国との協議は7つの構造問題が残っている。
・中途半端に中国とは面会することができない。
・関税の成長に対する重大な影響はない。
ブラード・セントルイス連銀総裁
・マイナス金利は検討可能なツールの一つ。
・米経済は良好。
・FRBにとって政策の枠組みを再検証する良い時期。
・検証は低インフレの罠から米国を守り続けることに焦点。
・FOMCメンバーの金利ガイダンスは欧州や日本に遅れ。
イエレン前FRB議長
・現時点で逆イールドは信頼性の低い信号になっている可能性。
・米経済は景気後退を回避できる力強さを持っている。
・しかし、その確率は上がっている。
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<明日の材料と事前予想>
【豪州】
失業率(7月)10:30
予想 5.2% 前回 5.2%
雇用者数(7月)10:30
予想 1.40万人 前回 0.05万人
【英国】
小売売上高(7月)17:30
予想 -0.2% 前回 1.0%(前月比)
予想 2.5% 前回 3.8%(前年比)
【米国】
小売売上高(7月)21:30
予想 0.3% 前回 0.4%(前月比)
予想 0.4% 前回 0.4%(自動車除くコア・前月比)
新規失業保険申請件数(10日までの週)21:30
予想 21.2万件 前回 20.9万件
NY連銀製造業景気指数(8月)21:30
予想 2.0 前回 4.3
フィラデルフィア連銀景況指数(8月)21:30
予想 9.3 前回 21.8
鉱工業生産(7月)22:15
予想 0.1% 前回 0.0%(前月比)
設備稼働率(7月)22:15
予想 77.8% 前回 77.9%(前月比)
企業在庫(6月)23:00
予想 0.1% 前回 0.3%(前月比)
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 きょうのNY為替市場でドル円は戻り売りが強まり、再び105円台に下落した。前
日はトランプ政権が9月に予定していた中国製品への追加関税発動を一部に限って12
月に延期すると発表したことから、米中対立への懸念が緩和し、ドル円は買い戻しが急
速に強まっていた。ドル円は105円割れを何度か試したが、下値抵抗が強かったこと
もあり、ショートカバーが一斉に出ていた。
 しかし、舌の根の乾かぬうちに再び売りが優勢になっている。一時105.65円近
辺まで下落し、前日の上げの約7割を戻す場面も見られた。米国債市場で2−10年債
のイールドカーブが一時逆イールドを示現したことで、景気後退への懸念が強まってお
り、ドル円はリスク回避の円高に押されている。
 前日も2−10年債のイールドカーブは逆イールド寸前までフラット化していたが、
政策金利に敏感な2年債利回りの上昇によるものだった。ただ、きょうは10年債利回
りの低下がフラット化を加速させており、景気後退リスクをかなり意識している表れと
も言える。
 前日の急速な買い戻しでショート戦略を一旦撤収する声も出ていたが、きょうの動き
を見た限りでは、ショート勢は再び息を吹き返しているようだ。
 きょうはユーロも売りが強まり、ユーロドルは1.1130ドル近辺まで下げ幅を拡
大し、ユーロ円も一時117円台に下落している。ここ数日ユーロドルは、1.12ド
ル付近での方向感のない展開が続いていたが、この日発表のドイツGDPが中国への輸
出減でマイナス成長に落ち込んだことや、その中国の指標も冴えない内容だったことか
ら、改めてユーロへの売りが出ているのかもしれない。米中対立の混迷は一向に出口が
見えないが、中国経済の減速は米国以上にユーロ圏経済への影響のほうが大きい。
 ポンドドルも戻り売りに押された。この日の英消費者物価指数(CPI)が予想を上
回ったことからポンドの買い戻しが強まり、ポンドドルは一時1.21ドルちょうど付
近まで上昇する場面が見られた。しかし、ここ数日1.21ドルを試すものの跳ね返さ
れており、きょうも強い上値抵抗となっていた模様。本日は上に往って来いの展開を見
せている。
(ミンカブ)