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東京株式(大引け)=161円高と3日ぶり反発、米中協議の前進に期待

2019年11月15日(金)15時57分

 15日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発。米中貿易協議への期待もあ
り、買いが先行する展開となった。

 大引けの日経平均株価は前日比161円77銭高の2万3303円32銭。東証1部
の売買高概算は13億6514万株。売買代金概算は2兆2269億6800万円だっ
た。値上がり銘柄数は1711と全体の約8割、値下がり銘柄数は370、変わらずは
73銘柄だった。セクター別では33業種中安いのは石油と鉱業のみ。水産、紙パル
プ、海運、精密などが高い。

 前日の米国株市場は、NYダウが1ドル安と小幅反落。米中通商協議への先行き不透
明感が強まり、上値が重い展開となった。これを受けた、日経平均株価は小幅高でス
タート。朝方は一時マイナス圏に転じる場面もあったが、午前9時30分以降は上昇幅
が拡大した。クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が米中貿易協議の第1段階の合
意に関して「取りまとめに近づいている」と発言。これが好感され、為替の円高も一服
し日経平均株価は一時190円を超す上昇となった。ただ、後場にかけては狭い値幅で
の一進一退が続いた。週末で積極的な売買は手控えられたほか、今晩の米小売売上高や
鉱工業生産を確かめたいとの見方から膠着感が強まった。

 個別銘柄では、アドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>、SCREEN
ホールディングス<7735>といった半導体関連株が高く、三菱UFJフィナンシャル・
グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>など銀行株も値を上げ
た。決算が良好だった日本郵政<6178>やかんぽ生命保険<7181>が高い。ファースト
リテイリング<9983>や武田薬品工業<4502>、リクルートホールディングス<6098>
も高い。村田製作所<6981>や太陽誘電<6976>も買われた。

 半面、前日に経営統合報道で急騰したLINE<3938>とZホールディングス<4689
>は利益確定売りで急反落。ソフトバンクグループ<9984>が値を下げたほか、ZOZ
O<3092>も売られた。任天堂<7974>が下落し、資生堂<4911>や日産自動車<7201
>が安い。キーエンス<6861>やブリヂストン<5108>も軟調だった。

出所:MINKABU PRESS