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NY外国為替後半=108円台後半に戻す

2019年11月16日(土)05時15分

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日本時間午前5時14分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  108.81 + 0.39 (+ 0.36%) 108.86 / 108.38
ユーロ・ドル 1.1055 + 0.0033 (+ 0.30%) 1.1057 / 1.1015
ポンド・ドル 1.2903 + 0.0021 (+ 0.16%) 1.2919 / 1.2868
ドル・スイス 0.9901 + 0.0021 (+ 0.21%) 0.9911 / 0.9879
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 日本時間午前5時14分現在のドル円は1ドル=108.81円。NY時間の終盤に
入ってドル円は108円台後半での推移。きょうのNY為替市場でドル円は買い戻しが
優勢となり、一時108.85円付近まで上昇し21日線を回復している。きょうは米
国債利回りの下げも一服しており、米株も最高値を更新していることで、ドル円も買い
戻されているようだ。
 市場が米中貿易協議の行方に神経質になる中、クドロー米国家経済会議(NEC)委
員長の発言が安心感を与えている。「両国は合意に近づいており、建設的な協議が行わ
れている」と述べていたこともあり、きょうの市場は警戒感が緩んでいる模様。
 前日は見切り売りからストップを巻き込んで108.25円付近まで下落していた
が、21日線を完全に回復し、109円ちょうど付近に来ている200日線を試すか注
目される。
 ユーロドルも買い戻しが強まっており、1.10ドル台半ばまで上昇している。前日
は心理的節目の1.10ドルを割り込む場面も見られたが、サポートされたことで
ショートカバーの機運が高まっている模様。11月に入ってからの下降波のフィボナッ
チ38.2%戻しが1.1060ドル付近に来ており、目先の上値メドとして意識され
る。
 前日は第3四半期のドイツGDPが発表され、予想外のプラス成長と、リセッション
は回避されている。ただ、ドイツの景気刺激策に対する期待は高い。しかし、それに対
するユーロの反応はネガティブとの見方も出ている。ドイツが刺激策を拡大した場合、
ユーロ圏の経常黒字を削減する可能性が高いという。さらに、欧州の抱えている問題
は、米国が直面している問題よりも遥かに大きく、米経済がそれほど悪い状態でもない
中、ECBとFRBの金融政策の格差拡大が予想され、ユーロドルを圧迫すると見てい
るようだ。
 ポンド買いが強まっており、ポンドドルは1.29ドル台を回復。対円やユーロでも
買いが優勢となっており、ポンド円は140.40円付近まで上昇。英テレグラフによ
ると、総選挙でブレクジット党が、与党保守党が議席を逃している43選挙区に候補者
を立てない方針と報じたことが材料視されている。2017年の総選挙では、その43
選挙区のうちの17選挙区で保守党は2位だったという。
 報道通りであれば、保守党の優位が益々強まる内容でもあり、ジョンソン首相がEU
と結んだ協定案通りに、秩序あるEU離脱への期待感からポンドは買われているよう
だ。ポンドドルは21日線を再び上回って来ており、上昇トレンドを維持している。
MINKABU PRESS