経済ニュース速報 RSS

東京株式(大引け)=166円高、香港や中国株堅調で先物の買い戻し誘発

2020年01月22日(水)15時46分

 22日の東京株式市場は、朝方は売り買いが交錯したもののその後は次第高の展開
で、後場に入ると一段高に買われ、結局きょうの高値近辺で引けた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比166円79銭高の2万4031円35銭と反
発。東証1部の売買高概算は10億180万株、売買代金概算は1兆8868億400
0万円。値上がり銘柄数は1286、対して値下がり銘柄数は758、変わらずは11
5銘柄だった。

 きょうの東京市場は、中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を背
景にリスク回避ムードが予想されたものの、前日に先物を空売りした海外短期筋の買い
戻しで切り返す展開となった。前日の米国株市場ではNYダウが6日ぶりに反落、中国
で発生した新型肺炎の感染者が米国でも確認されたことで、世界経済への影響を懸念す
る声も聞かれ、東京市場でも引き続き買いが手控えられやすい環境にあった。しかし、
売り圧力は限定的で、遅れて始まる香港株市場が強い動きを示したほか、中国・上海株
もプラス圏に切り返したことで、先物への買い戻しを誘発。日経平均も後場に上げ幅を
広げる展開で、半導体関連などを中心に上値指向の銘柄が多くなった。業種別では化学
や精密、機械といった景気敏感株が高く、個別も全体の6割の銘柄が上昇した。なお、
全体売買代金は2兆円台に届かなかった。

 個別では、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857
>、信越化学工業<4063>など半導体関連が軒並み高い。キーエンス<6861>、ダイキ
ン工業<6367>なども買われた。花王<4452>、第一三共<4568>も値を上げた。ニイ
タカ<4465>が一時ストップ高に買われる人気となり、神栄<3004>も値を飛ばした。
前田建設工業<1824>、東洋建設<1890>が大幅高、大阪有機化学工業<4187>、大真
空<6962>なども高い。

 半面、トヨタ自動車<7203>、ファーストリテイリング<9983>が冴えず、日立製作
所<6501>も軟調。ネットワンシステムズ<7518>が急落、日鉄ソリューションズ<
2327>、インターアクション<7725>なども大きく値を下げた。三菱自動車工業<7211
>の下げも目立つ。ダブル・スコープ<6619>、enish<3667>なども売られた。
ソースネクスト<4344>も売り優勢だった。

出所:MINKABU PRESS