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NY外為市況=0.25%利下げ濃厚か

2019年07月20日(土)05時38分

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日本時間午前5時37分現在での主要通貨は以下の通り。
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円  107.74 + 0.44 (+ 0.41%) 107.98 / 107.22
ユーロ・ドル 1.1218 - 0.0059 (- 0.52%) 1.1282 / 1.1204
ポンド・ドル 1.2497 - 0.0052 (- 0.41%) 1.2556 / 1.2476
ドル・スイス 0.9819 + 0.0005 (+ 0.05%) 0.9847 / 0.9806
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<きょうの材料>
【カナダ】
小売売上高(5月)21:30
結果 -0.1%
予想 0.3% 前回 0.2%(0.1%から修正)(前月比)
結果 -0.3%
予想 0.4% 前回 0.1%(コア・前月比)
【米国】
ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(7月)23:00
結果 98.4
予想 98.8 前回 98.2
FRB高官
・7月FOMCでは0.25%の利下げの可能性。
・7月以降も追加利下げを示唆する可能性。
・現状の米経済では0.25%の利下げで十分。
・米経済は好調だが、不透明感や低インフレが利下げを正当化。
・利下げは深刻な景気減速に対する保険。
ブラード・セントルイス連銀総裁
・7月FOMCでは0.25%の利下げが好ましい。
・バランスシート縮小を早期に終了する必要性は見ていない。
・0.25%の利下げでも先手の行動になる。
・雇用や小売の指標は好調だが、景気減速の状況。
・イールドカーブの上向きを見たい。
・7月は利下げを遂行する必要。その後も必要かもしれない。
イラン革命防衛隊が英国籍のタンカーを拿捕。
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<月曜日の材料と事前予想>
主な経済指標の発表はなし。
安倍首相が会見
中国版ナスダック「科創板」の取引開始
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 きょうのNY為替市場はドル買い戻しが優勢となり、ドル円も買い戻しが優勢となっ
た。きのうはウィリアムズNY連銀総裁の発言で、7月FOMCでの0.5%の大幅利
下げの期待を再び市場は高めた。総裁は「経済が極度の不安に陥った場合はFRBは積
極的に行動すべき」との見解を示していた。
 ドル円も一気に107円台前半まで下落していたが、その後にNY連銀が、「総裁の
発言は20年の研究に基づいたアカデミックなもの」と火消しに回ったことで、市場も
ドル買い戻しに動いていたようだ。
 終盤に入ってドル買いが更に強まり、ドル円は21日線が控える107.95円付近
まで上昇する場面が見られた。一部報道がFRB高官の話として、7月FOMCでは
0.25の利下げに留め、追加利下げの可能性を示唆するという。米経済は好調だが、
不透明感や低インフレ、貿易問題が利下げを正当化するとも述べていた。7月FOMC
は0.25%利下げのシナリオが次第に濃厚になってきているようだ。
 ただ、ドル円は21日線を回復することはなかった。きのうの下落で21日線を下放
れる展開が見られ、6月下旬からのリバウンド相場に黄色信号が点滅している。そのよ
うな中で、21日線の水準にはなお慎重な模様。
 一方、ユーロドルは戻り売りが優勢となり、一時1.12ドルちょうど付近まで下
落。21日線で上値を抑えられた格好となっており依然として上値の重い展開が続いて
いる。1.12ドルちょうど付近は強い下値サポートとなっているが、再び試しそうな
気配も出ている。その水準をブレイクするようであれば、年初来安値の1.11ドル
ちょうどの水準が視野に入る気配もありそうだ。
 市場は来週のECB理事会に注目を集めている。市場では今回は据え置きが有力視さ
れているものの、声明やドラギ総裁の会見では追加緩和の可能性を強調してくると見ら
れている。しかし、意外に来週の理事会での利下げ期待は高い。欧州の短期金融市場で
は来週の理事会での0.1%の利下げ確率を60%程度まで高めている。今月のFRB
による0.5%大幅利下げの確率は40%程度だが、それよりも高い。今年に入ってド
ラギ総裁がハト派なコメントで市場にサプライズを与えたのが既に2回ある点も市場の
リスク意識を高めているのかもしれない。もし、サプライズ利下げがあるとするなら
ば、1.10ドル台までの下落の可能性も指摘されていた。
 ポンドドルも下値模索の動き。1.25ドルを割り込んでいる。前日は1.2560
ドル付近まで上昇し、1.2575ドル付近に来ている21日線をうかがう展開も見ら
れたものの結局、到達せずに失速している。
 来週は英保守党党首選の結果が公表される。下馬評ではジョンソン前外相が有力のよ
うだ。ジョンソン氏は、合意が無くても10月31日にEUから離脱することを表明し
ているが、きのうは英下院は、次期首相が議会の休会を使い合意なき離脱を強行するこ
とを阻止する案を賛成多数で可決した。英議会は11月初旬に開会するが、その1〜2
週間前は休会となることが多く、10月末の期限付近で新首相が議会を休会させ、合意
無き離脱を審議させない可能性があるとの見方が出ていた。いずれにしろ、10月末ま
でにその辺が明確になるまではポンドの浮上は期待できそうにないのかもしれない。
(ミンカブ)